2013年11月11日月曜日

QP個展 at.PINE BROOKLYN

グラフィティライターのQP氏の個展に行ってまいりました。









QP (HS,STM,日楽部,MSK,TBK)
'97頃からTOKYOを中心に活動し始め、今は全国津々浦々、世界各国に活動の場を広げている。
個展を開催する度好評を得ている。









 


 大阪はPINE BROOKLYNという、これまたイカした個展や、イベントをコンスタントに開いているレンタルギャラリー兼カフェで、梅田よりプッシュで5分ほどのところでしょうか。
 















 今回の個展の内容ですが、なんと言うか...異空間!宇宙!無意味で意味深。あくまで個人的感想ですが...
 例えば入ってすぐのスペースに日常の街を撮った写真を、レンズからの間隔別に切り分け、それを遠近感を演出し額にはめる。
もはやグラフィティは関係ないって思ってしまいましたが、どこからともなく彼のバックグラウンド、つまりストリートで動き続けた人間が撮って創造された物のようになんとなく感じられました。そこに凡人には分からない深い意味があるのではないかと。
また音、光、室温、匂いをもコントロールし、空間をコーディネートされてました。奥の別部屋のスペースに入った時の空調設定の違いにまた別世界にワープしたように感じました。





















 一方使い切った空のスプレー、筆圧を強くするために端を押しつぶしたペイントマーカーなどを集めて無造作に、もしくは捨てるように展示されたコーナーなどを見るとアクティビストな一片に憧れを感じました。
 奥のスペースに入ると彼の象徴であるあのマークのお目見えです。
シンメトリーな奇麗な均等な太線。他にない謎のマーク。通称Qちゃん。
何がかっこいいかは説明できませんが、間違いなくかっこいいあのマーク。嫉妬します...
だって、あのマークに似せたものも、あれ自体も使えないですもんね。もし使う権利が欲しくてもいくらお金積んでも難しいんでしょう。
 で、そのスペースも圧巻。
作品全部欲しい!特に欲しいと思ったものは要相談でした...とても手は出せませんでしたが、どの作品も金持ちだったらリアルに買っちゃう作品ばかり。彼のスタイル、細かい部分の細い線、陰の付け方、全てがツボでした。
























 とてもいい時間を過ごせました。こうやってハスリングして頂点に行った方を見ていると原動力になります。中の写真撮影は厳禁だったので、少しだけQP氏本人がInstagramにアップしてくれているので見てみてはいかがでしょうか。また個展やって欲しいですね。




0 件のコメント:

コメントを投稿